このレビューはネタバレを含みます
ノンフィクション作品は正直好きな作品は多くはないのですが、今まで見た映画の中で一番実話である意味のあるなと思った映画でした。
飛行機事故のリアルな描写は見事……。ずっと口に手を入れてあんぐり見てしまう……。前半見ているだけで相当精神がやられる。画面をみてしまう。
人を食べるということを正面から考えさせられる貴重な映画だなと思います。そしてこれだけ極限状態で話合えて、励まし合い、強調できるこの残った人たちはすごく感動をくれます。
事故直後はボロボロだったナンドが回復して、トレーニングしたほうがいいぞって言うの強すぎます。最後の山を登り、上った光景が山脈が続く光景……。それでもまた10日歩けばと諦めない。諦めないことが大事だということを(報われないこともあるけれど)ここまでできた話はないですね。