雪深き山々に囲まれた土地に暮らす私、雪の中で過ごす過酷さを幼き頃から体験してきたわけだけど、、、
この作品は、その常識を覆すほどの雪山の恐ろしさを映し出していた。
あの状況で、私だったらどうするのだろう?
ラグビーチームの面々含む搭乗していた方々は、全員が生き残るため死力を尽くしていた。希望を捨てず、肩寄せあって、生き抜いた。
そのリアルな描写に息を飲んだ。。。
特に、遺体を食べる決断をするシーンは必見です。
「生きるためには仕方ない」と言う者もいれば、「罪に問われないか?」「間違っている」と言う者も。
生きるか死ぬか極限の世界でも人間としての尊厳や信仰心を考えつつ、そこに揺らぎ藻掻く姿が痛々しい。
妻を亡くした男性の話した言葉も深かったよな〜。
こういう、心に遺るセリフがあると、色褪せない名作に感じちゃう。
ラストは涙なしでは観れなかった。
生還者がいた!と盛り上がる歓喜の街とは異なり、「なぜ自分は生き抜き、他の人は死んだのか」と自問自答する彼らに、、、泣いた。
これが実話というのは、更にメッセージのパワーを強める源にもなった。
当たり前だけど、世界仰天ニュースの再現Vとは比較できないレベルで迫力あった。
Netflixありがとう。
そして、監督よ。
『ジュラシック・ワールド 炎の王国』 クソと言ってすまん!!!
次も期待してます!!!