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雪山の絆のmagのレビュー・感想・評価

雪山の絆(2023年製作の映画)
4.0
1972年にラグビー選手団を乗せたチャーター機がアンデス山脈に墜落した話を映画化したもので、72日後の生存者が16名、過酷な環境(雪山)での壮絶な体験が描かれている。
今回、アカデミー賞にノミネートされていたので鑑賞。
雪山で墜落なんて絶望しかないのに、16名も生き延びていたことに驚き、あの状況で最後どうやって見つけられたのか、固唾を飲みながら観た。
墜落シーンは目線が乗客で、ものすごくリアルで恐ろしい。
その後に待っている雪山での絶望感。
たまにうつる青空や満天の星空が生きる希望にみえたけど、これでもかというくらいの自然の脅威にさらされる。
それでも、諦めない心で立ち向かう姿には執念としかいいようがない。
諦めたら終わりなんだと。
いったい何が起こって何が生存に繋がったのか、そして元の生活に戻ってからの思いも胸詰まる思いだった。
何が起こるかわからない。
強く生きなければ。
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