昔から妄想が好きだった
大人になってからもそれは健在で
クマに襲われたらどうする
太平洋の真ん中で遭難したら
マンホールに落ちたら
目が覚めたら知らない部屋だったら
などと暇さえあれば妄想をしていた
その一つにあった
もし乗っていた飛行機が墜落したら
その妄想が現実の事故として描かれた痛ましい作品
あらすじ
昨年で事故発生から50年を迎える、ウルグアイ空軍機571便遭難事故の真髄を描いた作品だ。原作は、ウルグアイ出身のパブロ・ヴィエルチによる同名小説。著者も空軍機に搭乗していたラグビーチームが所属する、ステラ・マリス学園に通っていた。遭難事故から36年後に執筆された著書を基に、生き残った者、そして生き残れなかった者たち、両者の姿を描く。
極限の状態の人間は果たしてどういう思考になりどう行動に現れるのかを描いている
家族や友との別れ
宗教観
倫理観
全ては自らの思想で人たらしめるのだと思う
撮影秘話の映像も観たけれど
ティーンの駆け出しの役者たちが演じ切るまでを描いていてそれも良かった
以前無心で観漁っていた映画でよく似た話あった
あれはなんてタイトルだったのか…