深緑の熱帯雨林とラテン音楽の気怠い雰囲気の映像美。熱気と湿気を感じる映像。
刹那的に生きる男女の群像劇。
退廃的で物憂げな雰囲気で、若者たちの孤独と愛を描いている。
互いにすれ違う愛憎と欲望。残酷で…
【ウォン・カーウァイという時代】
僕がまだ若かった頃。
朝も早くからサッカーの練習に明け暮れていた僕は、早朝5時半から「天丼」や「カツ丼」でも当たり前に食べてましたが、それ以上にサッカーで消費して…
雨と煙草で視界がよくない
そこに肉体があること、だけで互いを支えている気になっている
一緒になっても幸せにならないってわかっている人ほど、夢を描いてしまうのってなんでなんでしょう
列車の中での「…
WKW 4作目。ビギニング〆
5人の男女だれひとり望むものが手に入らない。
すれ違っていった愛と憎しみが物憂げで今の時代には観れることが少ない気がする。湿っぽくて色気の途絶えないのがいい。
それで…
このレビューはネタバレを含みます
実の母親からの愛を求めるが故に、周りの女からの愛では満たされない男の行く末。
ゴダールのように意味があるのかどうか分からない会話が続くが、どうしても観ることを止められない。
どうにも惹きつけるマジッ…
2024年1月にして、もう、本年度ベスト10に入る作品を観てしまったかもしれない。
とにかく全てが美しかった。
終始、緑色で統一された色彩が素晴らしい。
そして、ラテン音楽が最高に合う作品…
公開された30年前から、何回見まくったかの、私の歴代ベストに入るこの作品ですが、久しぶりに劇場でかつWKW4Kシリーズにて。
毎回思うのですが、とにかくこの一本に、これから連なるウォンカーウァイ作…
このレビューはネタバレを含みます