途中どっか寝ちゃってたな どんな映画か予想せずに見に行ったけど、こんなに憂鬱な気分になる映画だとは思わなかった…人が死ぬ映画だと思ってなかったからびっくりしちゃった……しかし女を愛して憎んで囚われていた男が、結局最期は船乗りという自由を手に入れた男の前で死ぬという甘美さというか、ある種ロマンス…同じ女を愛した男の前で…自分は脚のない鳥だと話していたヨディだったけど、結局女という存在に囚われたままどこへ行っても自由な心は手に入れられないまま、飛び立つ前に死んでしまったんだなぁ…
ブエノスアイレスといい欲望の翼といい、自分勝手でわがままで傷つきやすい男を愛してしまう女や男、「なんであんな奴なんか」という想いを一瞬で消し去りあの男を愛する気持ちを納得させてしまうレスリー・チャンだからこそ成り立つ映画だよな…ヨディもウィンも愛が欲しかったけど愛では幸せになれない男だったなぁ…
パンフ読んでわかったけど二部作の予定でラストのトニーレオンのシーン撮ってたんだね〜何も知らずに見てたからいきなり終わった？！てなったわよ すっげ〜かっこいい絵面だったから二部もあれば見たかったな しかしウォン・カーワイがそんな計画的なことをできるはずもなく…(偏見)
