チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世。
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃運動の指導者の一人、デズモンド・ツツ大主教。
2人のノーベル平和賞受賞者が、対談するドキュメンタリー映画です。
「幸せとは何か」「絶望とは」「苦しみとは」
ものすごく哲学的だけど、わかりやすい。
音楽は最小限で、登場人物も限られている。
ドキュメンタリー映画としては構成がシンプル。
なのにめちゃくちゃ良いドキュメンタリー。
全くこの人たちのことを存じ上げていなかったけれど、終わる頃にはすっかり虜になっていた。
しっかり2人のバックボーンも、アニメーション中心に説明してくれる。
このバックボーンがあるからこそ、対談に深みが増す。
いやー良いもの見たわ。
昨日見た『ビヨンド・ユートピア 脱北』とは正反対のアプローチのドキュメンタリーですわ。
なんか元気出た。