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Ryuichi Sakamoto | Opusのざまんごーのレビュー・感想・評価

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)
4.0
急遽チケット取れて、観た教授のラストコンサート。

今日わかった。
良い音楽って、そのまま聴衆をどこかに連れて行ってくれるメロディのことだと。

戦メリ、一気に持って行かれたな...
色んな思い出が蘇ってきた。
なぜあの旋律はあんなにも心に沁みるんだろうか。多分誰しもの心に響くんだろうけど、皆思い描く情景はそれぞれなんだろうな。

他のところでも、途中で教授が弾き直したり、音を確かめたりするところも含めて、本当に教授の一瞬一瞬の命が刻まれている様だった。

全ての楽曲が、教授も自分の人生最後の演奏だってわかって弾いてたのかな、と思うとほんま泣けてくる...
途中辛そうな所もあったけど、途中の旋律はそんな事感じさせない様な力強さもあった。

また眠ってる家のピアノ弾き始めたくなった。教授ありがとう。

Ars Longa, Vita Brevis
「芸術は長く、人生は短い」
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