2023/11/21鑑賞、伏見ミリオン座
宣言とおり（誰に？）前作「JFK」見た翌日に観に行ってきました。
オリバーストーン監督自ら出演し、証言者へのインタビューと当時の映像や写真、新たな資料の開示も含め、オリバーストーン監督としての結論を提示した作品。
まだ開示されていない資料もあり、今後のさらなる事実が明らかになることを期待したいが、前作よりもよりアメリカ内部に踏み込んでいる。
もし描かれていること（結論）が事実であれば、本当に怖い。
また、ケネディ大統領がいかに誠実で、故に国内での敵が多かったことを知ることができた。
ケネディ大統領は、私が初めて偉人の伝記を読んだ人。
上流階級の家庭に育ったが、とても純粋で真面目に物事をとらえる人という印象。のちにマリリン・モンローとの醜聞もあるが、こと政治に対しては正義の人であったと思う。
もし、彼が生きていたら今のアメリカは変わっていたと思わせる展開。
公民権運動に尽力した演説を初めて聞いた。淡々と演説しているが、内容は心が震えるほどの優しさにあふれたものだったと思う。
この演説を観るだけでも、本作を観る価値があると思う。
