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新解釈番町皿屋敷 お菊寺のunkoのレビュー・感想・評価

新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)
2.7
怖い話を供養するお菊寺。供養した初期の怪談に番町皿屋敷怪談がある。
皿を数えるカウントダウンが所以で、そこから供養する怪談を「数下り」と名称付けた設定(だと思う)。
「死国」のお遍路を死者の数だけ逆打ちする設定みたいな感じ。

本作は数下りの3つを収めている。(これは果たしてシリーズ化されるのか?0にならないとこっちに伝播しないと思うのだが…)
「呪い写る」「犬屋敷の怪奇」は藤井秀剛監督、「通報者不明の110番」を宇越智侯監督が担当している。
3つとも低予算ながら怖かった。

物語として一番面白かったのは「犬屋敷の怪奇」。この設定の話(屋敷もののゲームで見たような)は秒でネタは割れるのだが、家族各々のキャラクター付けと演出が良かった。
絶対ばれてんだろという覗き方も面白くてGOOD。
またテロップがピカピカしてて面白かった。
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