火の娘たちの作品情報・感想・評価

シネマスコープ三分割歌劇。トラッキング、フルショット、クロースアップによって捉えられる背景の流動、伏臥と起立、明滅という各画面の運動は、三者の異なる歌い出しのタイミングによってつねに視線の移行を強い…

トリプル・エクランからガンスみたくショットを多角的に見せるのではなく、重なる歌声が三つの世界を繋ぎ止めている。
急に歌いだすし全く瞬きしてないあたりCGというか恋のマイアヒ思い出して笑っちゃったが、…

◎ なんて恐ろしい日なんだ。私は疲れた。　

バッハみたいなハープシコードの曲に乗せて追随するような三重唱。
どこまでも美しかった。
この苦しい日々に意味が見出せる時がいつか来るのだろう。
真ん中の…

再見。短いけど『ヴィタリナ』より好きだ。異なる場所にいる（時代も異なるかもしれない）3人の女性が1つの歌を歌う。全く違う運動を持つそれぞれの画面はモンタージュではなく横並びで同時に存在する。さらに時…

溶岩の中で死んだ娘たちのミュージカルっていう感じなのでしょうか？面白かったです。やっぱりコスタさん音楽いっぱい使って欲しいな...

もろストローブ=ユイレですね。8分というのがちょうどよかった。美…

相変わらずの黒が多い画面にチラつく赤が印象的だった。
現実の、しかも特定の地域をベースにしながらSF感のある世界観は圧倒的に美しい。
この作品は次回作は練習とのことで、ペドロ・コスタの撮るミュージカ…

スコープサイズの画面を3つに切り分け、それぞれに映る別の女性たちが一つの歌を歌っている。声は時おり重なり、時おりずれ、別々に歌っているようで共に歌っているようでもある。意味はよく読み取れていないが、…