このレビューはネタバレを含みます
山田涼介と浜辺美波、令和の日本の幸薄い美男美女カップルといったらこの二人!というような主人公。
そしてストーリーも障害を乗り越える純愛もの。これは泣くしかない!感動たっぷりのラブストーリーと、なるはずでした…
しかし、そうはならないのが人の世。設定はとっても良いのになぜ…
自分なりにハマれなかった理由を考えました。
二人の間に入る、少しトリッキーな役柄の野村周平、彼の設定に問題がある気がしています。。ヨーロッパにも暮らしていたこともちらりと語る父を持つ良家の子息。
彼の設定が甘いのではないかと…
黒のポルシェ乗ってるのに、闇カジノでたかが300万円程度の借金で困ってしまってる…うーん、はよクルマ売れよ!笑
突然3人でドライブに行くシーンがあるのだが…急過ぎない??
てか、浜辺美波に野村周平のことをなんて説明したのよ??ポルシェ出してくれて運転もしてくれる都合の良い友達ってか?
もやるぅ〜笑
焼き入れてやってくれよ?からの突然の暴力展開に、観てる人ポカン…
しかも、なんか安っぽいアクションなんだよねー
えっ、そういう映画でしたっけ??
野村周平に鉄パイプを振り下ろてしまったのは浜辺美波が悪いが、それは事故で且つ頭の怪我である。ピアノが弾けなくなったのはチンピラの暴行で全く別。それなのに2年間も浜辺美波は贖罪から彼に尽くすことになる…
うーん、ピアノは弾けないが他は問題ないなさそうだけどな…もやるぅ〜笑
野村周平と別れてからやおら、山田涼介を精力的に探すのだが、意外とあっさり見つけて…って、おい、、、
この展開、急すぎて、如何に海辺のラブシーンと言えども観客は泣けるのか??
まぁ、良い話だし、変な暴力シーンとか、仕事の同僚が逮捕されるとか、社会派的なことを省き、あと、同僚にセリフで説明させなかったら良い作品だったのにと思う。
特に主演の二人は完璧だった。
映画は引き算だとあれほど…
お後がよろしいようで…