実は同じ時間に上映されていた別の映画を観ようとして間違ってチケットを買ってしまい、上映が始まってその間違いに気づくという初パターン。間違ったけど当たりだった、というラッキーを期待したけど、残念ながら損したとまでは言わないけど、インパクトの残らない作品だった。
盲目の娘を貧しい男が人知れず支えると言えば、大好きなチャップリンの大好きな「街の灯」をまず連想させ、その時点でハードルを上げてしまったので、結果イマイチとなるのは仕方がないところ。「きみの瞳が問いかけている」の時もそうだったけどどんなに汚れ役させてもそこにイケメン使ったら映像の綺麗さと引き換えに深みを失う。
細かいことを言うと、視力を失ったばかりの浜辺さんが動けすぎ。のっけからそうでその後のシーンで歩くのも苦労してるの見て、ずっとそのことが気になってしまった。