何が一番驚いたのがダニエルが「トラウマではない」と明瞭に語っていたことだが、ホロコーストの嵐の中を「選別」されずに生まれついての容姿と運良く教えられていたドイツ語と、泣き叫ぶことなく状況判断を8歳の…
>>続きを読む重要な証言であるがゆえに、少年時代の証言者が出会ったたった1人の〇〇人の態度が、この作品の鑑賞者にはあたかも1930年代、40年代の〇〇人の総合的・客観的評価として提示されているようで鑑賞に注意が必…
>>続きを読む東京プレミアにて。
来日された監督たちも、このシリーズを作る時は精神的にダメージが大きいとのこと。だけど使命感を持って作品を作っていると。
前2作の方たちは現在もう亡くなっている。
今回のハノ…
先行上映、大阪プレミアで鑑賞。
ホロコースト証言シリーズのなかでは一番「軽く」観れてしまった気がした。
証言者ダニエルさんは壮絶な人生を歩んできたにも関わらず、語り口がどこかユーモラス。残虐さを直…
【先行上映会+監督トーク】
19時開始 21時55分頃終了
全編モノクロ、人物中心のほぼ変化のない撮り方、高齢男性の声でゆっくりした語り…この辺りが起因したのか、途中からウトウトしてしまいましたが…
今、ガザとパレスチナの問題が持ちきりだが、パレスチナに住んでいるユダヤ人は、どうやってパレスチナに行き着いたか、全く理解していなかった。
戦争前から早々に土地を買い、移住してきた人達もいるだろうが、…
作品はとても良かったのだけど、タイトルが良くない。「メンゲレ」というのは、アウシュビッツ強制収容所で「神」と呼ばれていた「イカれた医師」の名前なのだが、本作にはメンゲレの話はほとんど出てこない。基本…
>>続きを読む鳥や動物たちの葬式を「せずにはいられなかった」という一番最初の頃のエピソードが胸に残る。
「鳥を葬ることで、死者への敬意を表そうと思ったのだと思う」
まだ9歳ほどの少年が本能的に行なっていた行為。こ…