国家権力

メンゲレと私の国家権力のレビュー・感想・評価

メンゲレと私(2023年製作の映画)
3.5
第二次世界大戦下、メンゲレによる選別や過酷や収容所生活を経験したリトアニア出身のユダヤ人のインタビュー。

タイトルの割にメンゲレの話は10%ぐらい。
原題は『A Boy's Life』なんでまんまと邦題に釣られた。

アウシュビッツ収容所での話や、メンゲレの行いについてはある程度聞き及んでいた範囲だが、死の行軍におけるカニバリズムは知らなかった。
検索してもろくに出てこないので、今まで知られてこなかった新事実なのだろう。
開放後の「鉛筆で字を書くことが許され、そこでようやく人間に戻れた」という生々しい感想が印象的だった。

80年前のヒトラー音MADには笑った。
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