メンゲレと私(ホロコースト証言シリーズ3部作)
大阪十三の映画館「第七芸術劇場」で鑑賞。2023年12月12日
ホロコーストの生存者による貴重な証言
ヨーゼフ・メンゲレはドイツ人医師、ダニエル・ハノ…
2024年最初のスクリーン。
『ゲッベルスと私』『ユダヤ人の私』のホロコースト証言シリーズの第三弾。
10歳前後でのゲットー、収容、死の行進、解放と10代前半までの苛烈な体験と記憶を淡々と語る。
中…
6つの強制収容所を経験したダニエル・ハノッホは、当時幼かったためその証言が長く軽視されてきた。
少年がみた人間の真実。人体実験を行うナチス医師ヨーゼフ・メンゲレに気に入られて生き延び、昨年90歳を…
何が一番驚いたのがダニエルが「トラウマではない」と明瞭に語っていたことだが、ホロコーストの嵐の中を「選別」されずに生まれついての容姿と運良く教えられていたドイツ語と、泣き叫ぶことなく状況判断を8歳の…
>>続きを読む重要な証言であるがゆえに、少年時代の証言者が出会ったたった1人の〇〇人の態度が、この作品の鑑賞者にはあたかも1930年代、40年代の〇〇人の総合的・客観的評価として提示されているようで鑑賞に注意が必…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「ホロコースト証言シリーズ」3部作最終作だけど2つ目に鑑賞。
前の一本と話を混同して覚えてるかもしれないけれど、ユダヤ人側の証言を2つ続けて見たのは、状況把握として良かった気がする。
『ユダヤ人の…
東京プレミアにて。
来日された監督たちも、このシリーズを作る時は精神的にダメージが大きいとのこと。だけど使命感を持って作品を作っていると。
前2作の方たちは現在もう亡くなっている。
今回のハノ…
先行上映、大阪プレミアで鑑賞。
ホロコースト証言シリーズのなかでは一番「軽く」観れてしまった気がした。
証言者ダニエルさんは壮絶な人生を歩んできたにも関わらず、語り口がどこかユーモラス。残虐さを直…
【先行上映会+監督トーク】
19時開始 21時55分頃終了
全編モノクロ、人物中心のほぼ変化のない撮り方、高齢男性の声でゆっくりした語り…この辺りが起因したのか、途中からウトウトしてしまいましたが…