劇場三部作は未視聴。
原作は7年前くらいに読んでおり、大筋をぼんやり覚えてる状態で鑑賞。
化物語を最近観たのだが、あの作品よりも演出が尖りに尖っていて圧倒された。
音楽部分で苦手な演出は少しあったが、開幕から映像の力にぶん殴られて気づいたら見入ってしまっていた。
カットされたんだろうな…という部分はちょくちょくあったものの、私は特に問題なく楽しめた。阿良々木くんとキスショットの関係性にフォーカスしたんだろうなと言う印象。原作を一度読んでる人なら大丈夫だと思う。
序盤はそんなとこに尺使って大丈夫…?と思うぐらいスローペースだったが、吸血鬼ハンターたちとのバトルからテンポよくサクサク進んでいく。
あと羽川が可愛すぎた。なんだその口は!
今回は完全にメインヒロインだった。
なぜ、阿良々木くんは羽川と付き合ってない???
1人目の眷属を人間に戻すために死ねなかったから、今度は阿良々木くんの為にこの命を使いたいとキスショットが語るシーンは、彼女の後悔や感謝、喜び等が入り混じった複雑な思いが伝わってきてグッときた。
「好きでやってるんだから」
「じゃ、好きにすれば」
エンドロール前の阿良々木くんの表情は……罪悪感と安堵?
劇場で観れて良かった。