ごんチキン

不意打ちのごんチキンのレビュー・感想・評価

不意打ち(1964年製作の映画)
3.6
1万円以内で"懐かしの隠れた名作"のDVD(計6本) 買ってみたシリーズ🎬 その②

【ストーリー】
婦人 コーネリアは腰骨を痛め、家にエレベーターを設置して生活していた。溺愛する息子がバカンスに出かけ一人きりになった彼女はエレベーターに閉じ込められ、5人の浮浪者が家に侵入する。

【感想】
"毒親がエレベーターに閉じ込められる"というクセのあるワンシチュエーションスリラー😨
まともな人間が一人も出てこないという救いようの無さ…💦笑

"悲劇"だけど見方を変えたら"喜劇"🤭
けっこうツッコミどころが多くて「いま脱出できるだろ!」と思うシーンも多々ありました!笑

30歳の息子を「マルコム坊や💕」と呼ぶちょっとヤバいおばさんが主人公。
チャガンティ監督の『RUN/ラン』に登場する主人公のオカンを思い出しました🙄

イカレたホームレスと売春婦が登場しても、それを遥かに超えるイカレた不良3人組…。
「俺たち人殺したら電気椅子で死刑だな!😜」
「うへぇ〜💕電気椅子だよ電気椅子ぅ〜💕🤪」
ここのシーン、めちゃくちゃ気持ち悪かった💦

獣のような連中が主人か、檻(エレベーター)のなかのおばさんが主人か問題🤔
「アンタたちはケダモノよ!💢」
そう言った主人公がエレベーターに閉じ込められて動物みたいに見えるのが不快…😰

"社会の無関心"、"親離れ・子離れ"、“米ソ冷戦時代"といった社会風刺も効いてて、勉強にもなる作品でした!👍
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