okimee

ヤジと民主主義 劇場拡大版のokimeeのレビュー・感想・評価

4.0
完売であった。
プチ鹿島と監督の舞台挨拶付き。
今日一日あちこち歩き回って映画を見続け、もう腰がやばい(ぎっくり)

開始早々、ヤジとあっという間に囲まれてガッとされ拘束されることに動悸がドキドキした。
見慣れると、ヤフコメとシミュレーション動画に笑えた。

恐ろしい国で暮らしてるな、と思う。(戦時下ではないけど)
プラカード持ってるだけで声掛けられて移動させられるとは、、びっくり。
絶対各地で起こってるよね、これ。こわ。
そして2審で、警察側が、自民党関係者が押した映像を、その人の時効を待って出てきたことがほんとに最悪で信じられない。

大杉さんが「演説する権利もあるが、こちらの意見を言う権利もある」と言ったことに「ここでは違うでしょ」と答えた警察官。
じゃあどこで言うのよ。総理と対談する機会でも作ってくれるの〜?と思った。

大杉さんも桃井さんも賢いし、着いてる仕事からしても、すごいなあと思う。

「迷惑になる、雰囲気を悪くするものを排除する世の中になっている」
「憲法は飾りじゃない」「権利は行使しないと」

北海道警も、裏金の問題があったが、愛媛県警もあったはず。たぶん全国である。

ポレポレも出てきたw

----以下、舞台挨拶より----
・シミュレーション動画は、桃井さん排除の本人が本人役で出ていたw
・警察の違法行為を訴えても、負けることが多い。それは動画がないから。今回は動画がある
圧倒的な動画に対してヤフコメを出してくるww
・排除するのが当然だ、という世論があるのを主張することがメインだったとしたら....
・警察が中立であるなら、あべ派のプラカードやヤジも排除すべき
・あべ派の裏金問題などでほんとのところが見えてきた。警察官が重要な地位を占めていた。
・本部長の半分は公安出身。公安は出世コースで、本来は各都道府県が管理するが、公安の動きは警察庁の意向が必ず反映されていて、全国にまわる。
・あべは報道もコントロールしようとしていた
・監督は元報道ステーションをやってたらしい
現場としてはハラハラドキドキで楽しかった。政治家をおちょくる動画を作ってその反応を見ると、その人のホントのところが見える
・安倍さんが2回目の総理になる前、いろんな雑誌(タブロイドみたいなものも)を調べていてクレームをしていたらしい。→メディアコントロールに?
・各首相の襲撃事件は、ヤジも飛ばせないほど追い詰めた政治の結果
・発声上映とかあるが、この映画でこそやりたくない?
okimee

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