sin

SUNRISE TO SUNSETのsinのレビュー・感想・評価

SUNRISE TO SUNSET(2023年製作の映画)
5.0
誰より好きな人の、どのバンドより好きなバンドの、ドキュメンタリーという事で、どうしたって客観的な感想は書けません。だって好きなんだもん。
とにかくK様の人生、PTPの歴史、メンバーの絆や信頼と親友としての想い、他のバンドからの尊敬や嫉妬、羨望、競争心…さまざまな感情がぶつかり合う145minsです。そして何より、彼の死後、バンドが活動を休止しても、新しい音源が出なくても、ライヴが行われなくても…彼らの音楽を止めないbabyzの愛に包まれた最高の空間でした。
周りの人間を優しく照らし、魅了して、焦がれさせながらも、自分は黒点ばかり見つめる太陽のような、繊細で不安定ながら誰よりも寛容で”強い”、Kという人の生きた記録というか、思い出というか。
舞台挨拶ではメンバーがそれぞれの想いを語ったり、エンディングの曲についての話があったり…そちらも涙なしでは聞けないエピソードばかりでした。
この映画を拝見して、改めて自分がどんなにこのバンドが好きなのか、どれだけK様の曲に救われているのか…といったことを感じました。これからも、93年(と約1ヶ月)後のライヴに向けてSTAY REALでBE STRONGな生き方をしなくては、と思います。
sin

sin