よくできた構成だな〜とおもいました。めちゃめちゃ風刺コメディだった。
レイシャルバイアス、それに縛られたく無いと思いつつ、うまくそこに乗っかる人をやっかんだり、斜に構えてバカにしたり、結局乗っかったり。
ニューヨークに住んでる有色人種としては日々感じている差別や諸々の絶妙なニュアンスが拾われていて面白かった。
「人種なんて関係ない」って大きく括ってしまうと自分の大切な部分を見失ってしまったりもするよね。
メタ的な視点が多いから感情移入が難しくなりそうになる瞬間があるのだけど、家族の描かれ方がすごく良くて、ほろりとくるところが沢山あった。
最後の展開は笑ったけど、なんかもっとグッとくるオチがあったのでは!?と思ってしまう笑