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アメリカン・フィクションのnamのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.9
さらっと日常の風景で見せてる皮肉が面白い。モンクのキャラクターが嫌いになれねぇ。カタブツでちょっと共感しちゃう。けど生きづらい。
思ったより途中ハートフルなお話も入り交じって
ここに存在する人たち、日常、すき。ってなる。
ベースの話もだけど、家族と疎遠だったこともだし恋人とのやり取りもだし
日常的に感じてる皮肉の描写もこまけぇ!
映画館で観たかったなー。夕焼け綺麗だった。

留学した時のホストマザーが、黒人でめちゃくちゃ料理上手の世話好きで娘は有名なアーティストのダンサーとかしてて、黒人が多い地区だったんだがおそらく高級住宅街だったから周りもみんな穏やかでお陰で相当ハッピーな短期留学になったわけなんだが、拙い英語で感謝を伝えきれなかったから、もっともっと寄り添いたいけどBLMの活動が加速してからどんどん離れていく気がしてたから、なんか少しだけこの映画で希望が見えたかも、かもしれない。わたしはまだ勉強不足だけど!

こんなもん!と思って書いてベストセラーって、そもそも文才があるから出来ることだし、教養あるんやなぁ。モンクは。
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