なかなかクセのある、風刺映画だった!
売れない作家がいわゆる「ステレオタイプ」に自ら寄せて書いてみたらこれが大ヒット!
自分は本当はこんな作品クソだと思ってるけど、みんなが求めてるものはコレだったという皮肉。。
これって日本映画あるあるだよね?
すぐに記憶を無くしたり、すぐに行方不明になる恋愛映画を何度も何度も擦りまくったのに懲りずにまた同じものを作り世に出す
結局それって大衆が求めるているからでしょ?
「え?また記憶無くすん?またいい所で行方不明なるん?何がおもろいねん!バカじゃない!」ゲフンゲフン
私はこんなしょーもないもん求めてないわ!
でもそれなりにヒットしてるから恐ろしい…
安定した内容で、ブレない設定で、安心観られる、読めるものを求める人が多いってことなんだろうね
それって果たして面白いのだろうか?いや、売れてるから面白いのか…うーん、個人的には複雑だわ
そんなステレオタイプに一石を投じる作品
家族のお話なんかも織り交ぜて、感情を抑えた見やすい内容にしていたのも好感でした
哀しいけど大半の人は商業作品で満足しちゃうんだよね
私もかれこれたくさんの人に色んな作品を観てほしいと言ってきたけど結局ど真ん中にしか食指が動かない人がほとんどで。。
ありとあらゆる作品を観ることは自分の視野を広げること
偏った考えの人間からは偏った発想しか生まれない
みんなには色々な作品を観てほしいなぁと老婆心ながら思います(何この終わり方)