アカデミー賞ノミネート作が見放題に入っていたので鑑賞。
ジェフリー・ライトは007シリーズを始め色んな映画で知っていたけど主演映画は初めて。
生真面目な大学教授にして売れない純文学小説家のセロニアス"モンク"エリソンが読者層が求めるステレオタイプな「黒人」文学を匿名で書いたら売れてしまい映画化の企画まで舞い込んで、というコメディ。
モンクが終始クソ真面目でバツの悪そうな顔してるのだけど不思議と周囲からは好かれているのがジェフリー・ライトのイメージと重なってくる。
モンクというニックネーム、ジャズがBGMに流れる、モンクの実家(ボストン郊外らしい)の海岸沿いの開放的な街並みで「真夏の夜のジャズ」(こちらはニューポート)を連想したのだけど地図を調べたら意外に近くだったのが個人的には新しい発見だった。
終盤唐突に「ドリフかよ⁉︎」という展開になってどこまでが映画内の現実なのか混乱させるところはジョーカーみたいだなとも思った。