サラリーマンとして会社に引き篭もっていると、どうしても視野が広がらないというか、価値観が凝り固まってしまう感じがします。映画鑑賞というのは、海外の最新の価値観をアップデートする、という意味で良い趣味だなと思うのですが、今回はそういう意味で良い映画でした。
Black lives matter以降、アフリカ系の人達の声が届きやすくなった一方で、別に貧困でも何でもない人達が「可哀想な人」としてカテゴライズされる新しい差別が助長されるのはなんと皮肉なことか。
小難しいテーマではあるけど、基本的にはコメディ調で見やすい作品。アカデミー賞ノミネートも納得の楽しい映画でした。個人的には今のところ今年ベスト？アマプラでみれます。
