「まるで言葉探偵ね。」
2024年アカデミー賞ノミネート作品！
風刺的なブラックコメディ！
▼あらすじ
売れない黒人小説家のモンクは、黒人の惨めな人生を描くような小説を嫌っていた。介護費が必要になったモンクは、半ばヤケになり自分の嫌いな黒人の小説を書くが、この本が大人気となってしまう…。
▼感想
2024年アカデミー賞ノミネート作品。
今ならAmazonプライムで観れると知って思わず鑑賞！
世の中には黒人を主人公とした感動フィクションはたくさんあるが、それを皮肉った映画だった。たしかに自分も「黒人が差別に負けない感動物語」を好きなころがあったので、ハッとさせられた！
コメディだけど、爽快爆笑コメディ！というよりは風刺的なブラックコメディだった。
主人公のモンクの家族のストーリーと小説家のストーリーが進むが、これがあまり絡み合わない。これはフィクションの黒人の生活や悩み(貧困や差別)とノンフィクションの黒人の生活や悩み(介護や人間関係)の対比だと自分は思った。
結末はよく分からないところもあったので、フォロワーの感想が特に気になる映画です。
▼お気に入りのシーン
モンクが審査員の立場で自分の作品をこき下ろすシーン！
