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アメリカン・フィクションのなのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.5
アカデミー脚色賞を受賞ということで鑑賞。(アマプラの字幕のひどさよ!!)
島国育ちの純血民族には、雰囲気を感じ取れない「言わずもがな」的な場面が多々あったんだろう。英語ネイティブでもないので、深くは理解できないまでも、シニカルな面白さは嫌いではなかった。下記が特に唸ったくだり。
「結局酔えればいいから、安いウイスキーが売れる」
「バカをすれば金が入るのか」 
「白人の免罪符」
大衆受けするのって、玄人からするとちょっと低レベルで、陳腐なんだろな。でも、人間の大半が凡人の素人なんだもの!皆そういうのが好きなんだよ(水戸黄門とかw)
昨今、多様性が叫ばれてるが、特に映画の世界は白人至上主義。
今年オスカーを受賞した一部の俳優が炎上してる。闇が深い。
でも、差別があってこそ、こういう作品が生まれるんだよな。音楽も文学もしかり。
ラストは結構ビックリな落ちで、楽しめた。
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