なるほど、これまでこういう視点で考えたことがなかった。
ここでの題材は小説だけども、僕も映画を観る時などに、いわゆるステレオタイプの黒人像を無意識のうちにイメージしてた気がする。
そういう「無意識のうちの偏見」といったある意味とても重たいテーマを、面白おかしく、皮肉もたっぷりと効かせ、しかも分かりやすく伝える作品。
中でも、「白人が求めているのは、真実ではなく免罪符だ」という言葉はとても考えさせられる。
大納得のオスカー脚色賞✨
‥これ、例えば選考会の場面とか、白人比率が高いとされるオスカーの白人視点への、強烈な皮肉にもなってるのかな(◁追記しました)
▽或る疑問
スターリング・K・ブラウン演じるクリフって、アマプラの字幕で「兄さん」ってなってたけど、もしかして、正しくは弟じゃないのかな?どっちもbrotherだし。
クリフの方が見た目も若いし、家族の中でのいろんな立ち位置や振る舞いを見ると、モンクが長兄に見える。
これは無意識の偏見じゃないと思うんだけど🤔