備忘録

アメリカン・フィクションの備忘録のネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

アメリカのステレオタイプな黒人のイメージと、あからさまな非差別主義者の描写は多少大袈裟かと思った(コテコテの売れっ子小説家やアホすぎる出版社など)が、その辺のニュアンスは日本人にはよくわからない、本人たちからすれば大袈裟でもなんでもないのかも
人種差別について口では偉そうなこと言ってても、実際心のどこかには差別意識があって、ふとした瞬間に行動に現れてしまう ただ全く差別意識を持つなは不可能だし、近年の「多様性の尊重」に習うなら、人種差別ですら尊重されるべき思想や価値観では? とにかく、心の底から差別意識を消すなんて不可能なんだから、「思っていても行動に出さずにみんなが生きやすい世の中にしましょう」が限界だしベターではと思う それを踏まえると今回の映画で批判されていたように感じた表面的な差別反対も捨てたもんではなくて、人類が獲得したものと言えないか? もちろん、よりよくするための働きかけは無くなってはいけない
リサ素敵な人だったから亡くなってしまって残念
クリスチャンでも火葬するの?モンクにクリスだから家族はクリスチャンだと思うが、リサだけ改宗してた?
モンクの話全部聞いた上で何も理解してない映画監督
個人的には、高級ウイスキーのように通にしか分からないとされる作品より、安くても誰でも楽しめて、かつソムリエにも通用する映画の方が好み
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