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アメリカン・フィクションのayaneのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.5
あの授賞式でこの脚本賞という…なんという皮肉…

私米文学専攻だったので、うわーとなる場面も多くて考えさせられた。
確かに私が勉強してた「黒人文学」って白人が評価したもの。その発想、今までしてこなかった。
卒論書いたトニモリスンの「青い眼が欲しい」とかもそう。そして外国人の私がそれをチョイスするという…

わかるわかるお前らこうやんな!理解できる!こんなお前らを受け入れるぜ!の世界。
当事者からすると全然違う意図で、君らと同じ人間なんやけどなと感じるんやろうな

ラストの手のひらくるくる裏返される感じよかった。ほんでこの作品が脚本賞とったのも含めていい。

人ってなんで自分と同じ部分よりも違う部分にフォーカスしてまうんやろな、私も含めて

(2024年3月4本目)
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