現代のアメリカの出版業界や社会での黒人の扱いや立ち位置をコメディタッチで明るく軽く鋭く風刺的に描きアカデミー賞で5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した2023年の作品
ネタバレになるかもですが･･･
割と裕福な医師の家庭で育ち、文学小説の作家で大学教員でもあるインテリの主人公が、嫌味で書いたステレオタイプ(固定観念の先入観)小説がベストセラーになり映画化も企画されて大慌てします。
（長文スミマセン）
モンクの兄クリフォードの友人が家にいて、とても優しいんだけどずっとブリーフいっちょで、結婚披露宴でも上は着ていたけど下はやっぱりブリーフでした。
ある程度アメリカ社会や風習を理解していないと若干この風刺や意図は伝わらないかもと思いました。また、シーンやカットの中のさり気ない所にある絵画やポスター(写真)や名称や設定など、意味を知らないとサラッと流してしまいがちになります。
なので、物語的には最初はあまりピンときませんでしたが、解説見て深さを知りジワジワきました。
