文学的な小説家が流行りのエンタメ小説をバカにして「ほら!こんなモノがいいのかよ!?ゴミだろこんな本!」と揶揄して書いたら、ウルトラヒットしてしまった。
黒人といえば貧乏で乱暴で、クスリと銃と…人種による「型=ステレオタイプ」はわかりやすいが、実際は黒人でもリッチな人はいるし、品行方正な人もいる。当たり前だ。
当たり前だが、一般消費者からしたら「わかりやすさ」は「読みやすさ、手に取りやすさ」だ。
理解しやすいものは面白さも理解しやすい。
覆面で書いたゆえに身内にも作者だと打ち明けられず、家族に恋に仕事に悩む。
ラストのリアリティが好き。フィクションとリアルは違ってもいい。