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異人たちのKのネタバレレビュー・内容・結末

異人たち(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

NTL『プレゼント・ラフター』で知ったアンドリュー・スコットと『アフター・サン』で知ったポール・メスカル、カラーは違うがどちらも孤独を描いた作品で、2人ともカメラに向かって佇むだけでどうしようもなく纏う孤独に説得力があってたちまち今後の作品を追いかけよう……と思わされた俳優たちだった。ゆえにあまり詳細も知らない状態で(原作小説も大林版の映画も未見)映画館に来たのだが正解だったかも。窓や鏡の反射としてアダムが映るたびに亡霊みたいだと思っていたがそういうことだったのね……。孤独と同列に恐怖について言及されるのが印象的だった。映画のなかで起こったことは想定外だったし、エンドロール後も余韻から抜け出せなかった。
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