Rin

異人たちのRinのネタバレレビュー・内容・結末

異人たち(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

今を生きる大切さと亡くなった者たちへの郷愁。12歳の時に交通事故で両親を亡くして以来、孤独な人生を送っていたロンドンタワマン暮らしの40代アダムは、30年前に他界した当時と変わらぬ姿の父と母に再会する。心満たされていく彼が同じマンションの住人である謎めいた青年、ハリーとの情熱的な恋に落ちていくファンタジードラマ。

光と音の使い方が印象的で、マンションの佇まいにはゾワついた。なぜアダムが両親に再会することができたのかなって考えたら、それは多分アダムも、最初の火災報知器が鳴るあたりで亡くなってるからなんだと思う。でも全員死んでるのならなぜ、両親はアダムにこれで会うのを辞めようと言ったのだろうか。虚像なのかな?いろんな謎はありつつも美しい映画だった。
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