疲れてたのか途中寝ちゃったせいでストーリー把握できなかったし、ずっとエモーショナルな雰囲気だったけど結局よく分からなかったな…と、観た直後は感じた。けど、映画館出てから突如”感情“に襲われてびっくりした。結構あったかい感じだった気がしたけどなんか無性に寂しくなって、人間は孤独なんだ！！！と思って……でも本当に、夜空に輝く星々のたった一つを知ったみたいな胸がつまるような美しさはこの映画にあった。家族の関係性、自分自身のアイデンティティと不安を丁寧に描いたクィア映画としてとても良く、しかしどうしても私には寂しさが残ってしまった、だからこそ寂しい時にふとこの映画の存在を思い出すんだと思う。
