六本木らしく、多国籍な観客。
最近亡くなった山田太一さん脚本の作品に現代的な要素を加え、オリジナルをかなり改変した作品。
エンドロールにカズオイシグロへの謝辞がありました。
R15は性的な描写のためだと思います。
現在と1987年を行き来するお話で、尺が短めとはいえラスト30分の伏線の回収までは単調に感じてしまうかも。
35年間の価値観の変化と、35年経っても変わらないものの対比、そしてその後の描きかたが良いです。
当時はハリウッドではなく病院に行けとか揶揄されていたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドですが、あまり売れなかったサードシングル（PVがゴドレイ＆クレイムだったはず）が良い使われ方をしており、歌詞の内容と共に心に残りました。
エンドロールで、父親役が『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルと知って驚いた。
