#異人たち 鑑賞
作家・山田太一の
小説「異人たちとの夏」を原作に
アンドリュー・ヘイ監督が
メガホンをとった作品
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40歳の脚本家アダムを軸に
同じマンションで暮らす
謎めいた青年ハリーとの出会いと恋
そして12歳の時に交通事故で
亡くなった両親との再会によって
孤独だったアダムの
心が解きほぐされていく
ファンタジー映画
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原作は未読で邦画版は未鑑賞
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とても幻想的な作品でした
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12歳の時に
両親を亡くしてから
ずっと孤独だったアダム
そんな彼が両親と
過ごしている時の表情は
12歳の少年そのもの
両親に言えなかった
ゲイであることを
カミングアウトし、
辛かった両親死後の
思いを伝えていくアダム
そして家族とともに
過ごすことによって
空白の時間を少しずつ
埋めていくシーンは
どれも心がギュッとなった
一方で、
同じマンションに暮らす
謎の青年ハリーとの恋模様は
幻想的な雰囲気もあって
目を奪われるつつも、
衝撃のラストに
胸が張り裂けそうなりました
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死者と孤独を
ストーリーに織り込み
少ないセリフの中で
感じさせる切なさは
傑作といえる作品
LGBTも絡めたら本作は
大林監督が手がけた
映画『異人たちとの夏』
とはまた違う展開が
楽しめる作品かと思います
