異人たちのsaiのレビュー・感想・評価

幼少期に亡くなった両親との再会で向き合う自分自身の孤独。

会えた喜びと当時言えなかった秘密、伝える恐怖、繊細で丁寧な心情描写に心揺さぶられる。

現実と幻想の境目がわからなくて、観終わった直後は不思議な作品だったなって思ったんだけど、自分の中で咀嚼し始めたら、時間差で後から切なさや孤独感、いろんな感情がじわじわ押し寄せてきた。