演出がすごい良かった、主人公の心情がスクリーンに写し出される派手さと佇むような朧げな光。
2人しかいないマンションの窓から薄暗い部屋に差し込む光がいい、画になる。
アダムの両親はアダムが子供の頃亡くなっているがアダムは両親と話しができる。
アダムが同性愛者であることをカミングアウトしたことに対し、両親は理解を示すもの内心受け入れきれていない様子だったがアダムがずっと生きづらさを抱え生きてきたことに対して謝罪し、だんだんと受け入れていく。
両親がLGBTQ +に対しての理解がないのは時代もあるし仕方のないことのように思える。
両親が生きていた頃、あのままの両親だけでなくその先を描けるのはアダムが物書き
をやっているから。
題名の「異人たち」は登場人物全員を指してるのか、それとも亡くなった両親達を表してるのか。
