このレビューはネタバレを含みます
2024年96本目
報知映画の試写会にて鑑賞
原作を読んでいない人の感想です。
あまりにも美しすぎる。
ただ、本当に見ていて苦しくなるし辛くなる映画。
アダムの中にある孤独の救済が一つのゴールだと思…
アンドリュースコットの演技力の高さに脱帽。
彼の憂のある表情に大変魅了された。
最後の星の映像が印象的で、人は結局のところ孤独なのだと感じ、映画を観た直後は救いがなさすぎるように感じた。
しかしその…
ずっと頭の中で反芻してる。
異人たちがアダムに与えたことや心のしこりのこと。ふと気づくと映画の余韻に浸っていて登場人物たちの気持ちを考えてしまってる。
weekendでも同じような心持ちになり、登場…
時間的な因果や論理を逸脱した物語性は、宙ぶらりんで地に足がつかない。だけどそれぞれのショットは断章的に、あなたがそこにいたこと、確かにそこに肉感があったこと、を伝えている。ぜんぶ夢だったかもしれない…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
住人2人だけのロンドンのマンションに住む中年の男性が、郊外の実家を訪れると、12歳の頃に事故で亡くした両親に出会い、かつて受けられなかった愛を求めるようにその関係に依存していく。
幼い頃に両親を亡く…
ずっと信頼できない語り手感があって注意しながら見てたけど、最後の展開にはドキッとさせられた。元々lonelyだったのが、親の死で恐怖に変わった、と言っていた。確かに親が死んだらこの世にパートナーのい…
>>続きを読む つらい時って逃げたくなるでしょ?その度に「いやでもお前ってそういう奴じゃん」と引き戻されて社会から滅多刺しにされる、そういう作品。
確かにこっちも貴方にとってひどいことしてるかもしれないけどさ、…
誰かに愛を与えたくなるような、そんなラストでした。こんなに泣いたのは久しぶりです。寂しくて、怖くて、傷ついて、辛くなって、泣いて…。誰かに慰められて、過去と対話して、再び前を向く。そして今度は自分が…
>>続きを読む(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.