舞帝

軽蔑 60周年4Kレストア版の舞帝のレビュー・感想・評価

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)
3.2
難解。男女の揺れ動く感情、難しすぎるだろ!

ポールがヘタレで芯の通っていない言動なのは勿論苛つかされたし、カミーユの感情で動いて言葉にして説明しない姿勢も腹立たしい。

些細なことですれ違った男女の仲は簡単に戻らないということなんだろうけど、こんなことで仲違いするなら結婚なんてするな!と思うのは自分が未熟だからなんだろうか。そうなんだろうな。

フリッツ・ラングが本人役で出演し、かついかにも商業主義の権化といったアメリカ人プロデューサーに対し一歩も妥協しない映画作りを見せていたのが辛うじてスカッとしたところ。

Classicとしてリスペクトするし、映像は美しいが、今の自分にはあまりハマらなかった………残念。
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