もう紀元前からフィルマの主として君臨されておられる、フォロワーさん、ゆいまるさんのレビューを拝見して😌三日以内に観ないと、ちくわぶになると言われ、散々迷った挙句、鑑賞💦ゆいまるさん、ありがとうございます😊
トミー・リー・ジョーンズ扮する地方の葬儀会社の社長、ジェレミーが、大企業の策に弄され、財産を失いそうになる。傷害事件専門で、企業案件など扱ったことはないが、12年連続で負けなしで叩き上げのイケイケ弁護士、ウィリー(ジェイミー・フォックス)は、ヒョンなことからジェレミーの弁護を引き受けることになる。
大企業vs地方の中小企業の構図だけど、実際にはヒューマンドラマ😌いまだに偏見根強い南部で、黒人の陪審員に判事が殆どの地域で裁判は行われる。
差別とはなんなのだろう?黒人が不公平な形で白人に偏見を持つのを逆手に取った戦術も出てくる。黒人の弁護士同士がアメリカン・ドリームを論じ合うシーンがある。企業法廷ものの外形の内側にきちんと、米国社会批判と問題提起がなされている作品😊
ここに出てくる大企業の社長は、大企業経営者の典型。即ち、金儲けのためならなんでもするタイプ。何故か人は、大企業の社長をエライと思う節がある。お金儲けと、人間性には全く何の関連性もないのに😔むしろ、世間で突出して利潤を追求している人間は、いわゆるお金のためが第一なので、善人なんかいない🤔
訴訟大国アメリカでは、負ければ企業存続が吹っ飛ぶほどの訴訟がある。行き過ぎた賠償額は社会の歪みの一つだけど、日本みたいに、悪徳企業が滅多につぶれないのも問題だと思う🥺
トミー・リー・ジョーンズとジェイミー・フォックスの絡みを観られるだけでめ千金の価値あり!若手弁護士として出ているマドゥム・アチーも良きでした。
スリリングな法廷ものとして期待してると肩透かしかも。ヒューマンドラマ&社会派ドラマとしては秀逸な作品だと思う😌