のんchan

眠りの地ののんchanのレビュー・感想・評価

眠りの地(2023年製作の映画)
4.0
90年代半ば、アメリカ南部で実際に起きた裁判をベースに描いた法廷劇+ヒューマンドラマ。

トミー・リー・ジョーンズとジェイミー・フォックスの2人の兼ね合いが最高👍それぞれの持ち味を活かした演技に笑い、ハラハラし、ほっこりできる、ラストは気分爽快になれました😊


ミシシッピー州ハインズで代々続く葬儀屋を経営しているジェレマイア(トミー)は、13人の子供を持ち、孫たちを含め盛大に75歳の誕生日を祝ってもらう。
なんとか子孫に財産を残したい気持ち山々だが、経営が行き詰まり、巨大企業ローウェングループに一部売却をすることに。
ところが、その契約が途中で頓挫されたので裁判を起こすことになる。

息子の親友で弁護士になりたてのハル(ママドゥ・アティエ)が敏腕黒人弁護士ウィリー(ジェイミー)に目を付ける。
ウィリーは苦労人だが、いかにも口八丁で成り上がったところもあり「熊🐻を見たらハチミツ🍯をかぶれ」と言って、常に果敢に挑戦し勝利を手中にする男だった。

2人は正反対の性格だし、ウィリーは契約弁護は専門外で金にならないと最初は断るのだが、大企業の腐敗や人種的不公正に目を付け、もしや大仕事になるやもの予感を信じ、お互い賭けのようだが邁進することになる。

裁判内容は特に難しくはないし、その土地、時代の特徴を知ることも出来る。
またそれぞれの奥さんの内助の功がとっても素敵💗
ハッピーで後味良い作品を求めている方にお薦めです。


トミーは日本のCMのまんま😄ほぼ笑わずのくたびれた爺さん(眉毛カットしてあげた〜い)だし、ジェイミーはド派手な格好が似合い、奥さん大好き💕で甘えん坊な感じも良かったかも。
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