当時観ることが出来なかった作品を
リマスターにより劇場で観られるのは
素直に嬉しい♪
今回「初めまして」の鑑賞だったが、
なるほど！これは好きな人には堪らないだろうし、社会現象になったのも頷ける。
スクリーンでじっくり観られてよかった。
なにしろ全編通して色彩が面白いしカメラワークも凄く良い。
特に気に入ったのは「カフェ ドゥ・ムーラン」が最初は赤基調だったのに、撮影の仕方で緑基調に変わるところ。ボトルやカップや煙草の並びも洋服もほぼ緑。
でもこれ反則ですよ。パリの街並みがあまりにも綺麗すぎる（笑） なんでも事前に撮影場所をきれいに掃除したらしいね。
121分のこの映画、体感的には2時間半くらいに長く感じた。これは何故なのだろう？？ ひとつひとつの章はとても魅力的なのだけれど。（トリュフォーの映画『突然炎のごとく』の窓の虫は、虫嫌いの俺も先日観た時に気になったので、共感できた^ ^） 恐らく、それぞれの章が脚本段階でアイデアを詰め込み過ぎだから、結果的にそれぞれの演出により尺も少しずつ長くなっていった、っていう感じかな。個人的にはもう少しタイトに出来たのではと。
でも、改めてこの作品を
クリスマス前におっさん独りで鑑賞できて
感無量ですwww
