女2男1の関係は女同士を見るためにある。とはいえ、ハナから男は眼中になし。祝言でも夫の顔は見えず、市川雷蔵が登場するのはずっと後だった。出会った瞬間、姑となる於継に加恵の目は釘付け。時に襖の奥から冷…
>>続きを読む嫁姑バトルの江戸時代ver。原作は小説だが、華岡青洲と妻の麻酔薬の話はノンフィクション。そこに嫁姑の視点を絡ませるだけで、こんなに面白くなるのかと思う。派手なシーンがある訳では無いが、見入ってしまう…
>>続きを読む#61 デコちゃん生誕100年
(#60は『花つみ日記』再鑑賞)
10年ぶりくらいに再鑑賞。
すごい映画だ。
大映スターのなかに、ライバル会社・東宝のスターを連れてきて無理やり画面内で演技対決さ…
シネマスコープの画面が2人の人物の視線を同時に捉える。それは若尾文子と寝室をともにし、同方向に寝ているはずの高峰秀子の視線が若尾文子に向いているような錯覚さえ覚えさせる。(まるで背中に目が付いている…
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