あちぴろ

ナックルガールのあちぴろのレビュー・感想・評価

ナックルガール(2023年製作の映画)
3.4
これまで、Amazon作品で肩透かしを喰らいまくったので本作もそこまでは期待していなかったのであります。
「JOLT」がいい例で、他にも「7500」とか「サマリタン」とか。
面白くないわけではなく、ラストあたりでおもいっきり失速してしまう気がして仕方ない。

さて本作。
日本人キャスト、韓国クリエーターによる、原作は韓国Webコミックの作品。
あまり期待値を高めずに再生を押そうとすると、すでにAmazonの星が3つ。。うそーん。大丈夫かなぁ。。
と、観始める。

いやいや、これめっちゃ頑張ってる女優「三吉彩花」を評価したら5.0だけど!?と途中までは本気で「いやぁ、これは面白いけどな~。なんでAmazonの星3つなん?」と思うくらいに面白かった。
んだが…
おい、伊藤英明と窪塚洋介。おまいたちはどうしたんだ?

まず、窪塚洋介の演技がひどくない?
「GO」とか「ピンポン」とかあの頃のヤンチャ感のあった時代とは打って変わって、渋みある演技が求められる年齢にはなったんだが、スカスカやないか。なんか軽い感じの演技。副会長なんでしょ?会長狙うほどの野心持った人なんよね?
なのになんだあの棒読みのセリフ。
窪塚洋介に残念1。
そして、伊藤英明。
おま、巨体の男を気絶させるくらい強かったんちゃうん?
拳銃で肩撃たれたくらいで「うううぅぅ」じゃねーよ。
もっと強くあってくれよ。
しかも死なない。
「どちらかが死ぬまで」とか言うてたのに!!!
この二人がほんっとに引っ散らかしてしまった感がある。


むちゃくちゃ三吉彩花は良かったんです。
アクションもそうだし、鍛えてるシーンもたとえ1回の懸垂でもたとえ2回の片腕腕立て伏せでも、簡単に出来ないことをしっかり鍛えてアクションもレベル上げててすごくよかった。
彼女が今後この作品を観たハリウッドのプロデューサーなんかに目が止まってくれるのを期待したいくらいに頑張ってた。
が、その次のおっさん二人に評価を下げられてしまったんじゃないだろうか。

三吉彩花だけなら5.0あげたい。
でも作品全体でいうと、贔屓目に見ても3.4がいいところか…。。
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