六四二

Daughter (ドーター)の六四二のレビュー・感想・評価

Daughter (ドーター)(2023年製作の映画)
3.5
菅野監督の映像と音楽のセンスが際立つ。
全編を見ると少し過ぎるかと感じてしまう。だが、チェロの音色や飛行機雲のショットに引き寄せられたクチだ。
人の死後もその意識は消滅せず集まる場所が存在する。それを科学的な理論として確信する物理学教師。宗教の領域のようなその理論が、証明される場面を描かないことで物語の格調が保たれている。
六四二

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