叡福寺清子

サンクスギビングの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.7
2024年劇場一本目が,我らのイーライ・ロス監督のスラッシャーとは,誠に縁起がよろしゅうございます.こんばんわ三遊亭呼延灼です.スクリームや死霊のはらわたの最新作がDVDスルーされるなか,こうやって上映してくれた事に感謝感激西城秀樹であります.

感謝祭の翌日の未明,つまりブラックフライデーの深夜.大型スーパーの安売りセールに押し寄せた群衆.開店と同時に店舗になだれ込む集団.目当ての商品を争奪する人々.ついに死者が出てしまいます.そしてその事故の翌年の感謝祭.惨劇が始まってしまいました.

イーライ・ロス監督でしかも18禁.期待は裏切りません.お肉ちゃんも赤色もワクワクが止まりませんでした.今回気付いたのは丸鋸で上半身ズタズタにされるよりも,踏みつけられた掌があらぬ角度付けてる絵のほうが痛みを感じるんですね.恐らく想像できる範疇だからでしょうか.あいにくわたくし,丸鋸で上半身切断したことございませんのでね・・・掌踏まれて折れた事もないんですけど.

犯人さんの正体.頭の回転が早かったり,洞察力に優れた方でしたら途中でネタバレしてしまうかもしれません.私は最後まで判りませんでしたけど.あと,いつものように学園ヒエラルキー上層のヒャッハー連中が命狙われるんですけど,こんなヤツいたっけ?コイツ誰だったっけ?が目立ったので,ちょっと減点しました,