どんな不条理サイコパス殺人鬼の映画かしらーと思ったら、復讐劇だったのか。
主人公ジェシカの父が経営する店舗の、ブラックフライデーの集団パニックから幕をあける本作。
殺人鬼よりこのパニックが1番怖かったかもってくらい、普通の人間達の狂気が凝縮された凄惨な良いオープニング。
殺人鬼による殺戮シーンは顔を歪めながらみたから、なかなかのグロさキモさ、痛々しさを楽しめるものだと思う。
ジェシカの継母がいちばん酷い調理のされ方(ある意味いちばん手がかかっていて豪勢)なんだが、自分が元凶なのを全く理解してないのがうざかったので納得。
主人公の父を演じるリック・ホフマンのクセ強な存在感が好き。