ゆめたろう

サンクスギビングのゆめたろうのレビュー・感想・評価

サンクスギビング(2023年製作の映画)
3.8
やっとみれた2024年の映画初め。

「グリーンインフェルノ」で土着文化に敬意を示さないジャスティスウォリアーは文字通り食ってしまおう!と批判したように、ブラックフライデーに代表される過剰な消費活動を煽る社会、それに群がる消費者をゾンビのように描く。死闘を繰り広げて手にするものは年に数回使うからも分からないワッフルメーカーというおかしみ。

ここぞとばかりにフィックスで見せるゴア描写にいちいち不謹慎なジョークを忘れないキルシーン。「痛い」と「笑い」の交互浴が気持ちいい。

ダイナーの口の悪いおばちゃん、ちびっ子パーティセキュリティくんが好き。